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高校生アートライター大賞2024 | 隔年で英語と日本語のエッセイを募集…抽象的なテーマをユニークな視点で書いてみよう 9/30〆

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小学生から高校生を対象としたエッセイコンテストは、多数開催されています

エッセイの達人・エデュミさん

2024年の夏休みは、関心や希望進路に近いコンテストに挑戦してみよう!

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高校生アートライター大賞 | 自分の言葉で伝える力を育むコンテスト

「筑波大学」(茨城県・つくば市)は、アートについて自分の言葉で考え、伝える力を育むエッセイコンテスト「第11回高校生アートライター大賞」作品を、2024年9月30日(月)まで募集しています。

高校生向けのエッセイコンテストには複数の選択肢がありますが、アートにテーマを絞った作品を対象とする点では最大規模のコンテストです。

主催元である「筑波大学芸術専門学群」は、最先端の多様な学問を学べる大学環境と、1学年100名の少人数に14領域の多彩な芸術の専門教育を提供できる利点を生かし、幅広い見識と豊かな創造力をそなえた芸術の専門家を育成

2024年は英語エッセイを募集

このコンテストがユニークなのは、同じテーマを2年に渡り募集し、1年目は英語、2年目では日本語のエッセイを募集していること。

2024年度は英語エッセイを、2024年度には日本語エッセイを募集します。

応募対象者

応募者条件は、15~18才で高校やそれに相当する公的教育機関に在籍する生徒であること。

第11回高校生アートライター大賞

主催筑波大学芸術専門学群
対象応募時に高校ならびにそれに相当する公的教育機関に在籍する生徒
応募締切2024年9月30日(月)
結果発表2025年3月(公式サイトにて)

高校生アートライター大賞 | 募集テーマについて

「高校生アートライター大賞」は、アートについて自分の言葉で考え、伝える力を育むことを目的に実施。

2024年は、「アートについて、自分の考えを2000字以内の日本語で書かれた」エッセイを募集。

なお、2021年の「第9回高校生アートライター大賞日本語エッセイ部門」では、4ヵ国から531編の応募があり、その前年の「英語部門」には24の国と地域から147編の応募があったそうです。

このように、英語部門については、応募総数こそ日本語エッセイより少ないですが、世界中の作品が集うグローバルなコンテストとしての色合いが強くなっています。

エッセイの達人・エデュミさん

これまでの優秀作品は、2005年の第1回目からすべて公式サイトに掲載されているので、幅広く目を通して自身のエッセイ執筆に役立てましょう

募集テーマ

第11回英語エッセイ部門では、以下の3つの観点から、アートについて書かれたエッセイが対象となります。なお、ふたつ以上のテーマにまたがる応募作品も認められるそうです。

  • 日本のアート…日本のアートについて書く
  • 制作体験…自分が作品をつくった体験をもとに書く
  • アート&ライフ2024…現在の世界的状況下で「アートと生きること」について書く

「アート」というと、美術やデザインを中心とした視覚芸術が想定されがちですが、その対象範囲は書き手に自由に判断してほしいとのこと。

エッセイの題名も応募者が自由に決められます。

書き方について

1000字以内の英文エッセイのうち、以下は文字数に含まれません。

  • 題名
  • キャプション
  • 参考文献一覧
  • 図版一覧

小論文のように論題を設定し、論理的に考察しても、体験報告や随想のように個人的な思いを語ってもいいですし、雑誌や新聞記事のように、伝えることを主眼にした作品でもいいとのこと。

テーマを決めたら、それについて調べ、記録し、自ら考え、執筆後は自分で見直すだけでなく、先生や友人の意見も聞いてよく推敲するように助言されています。

また、この高校生アートライター大賞では、原稿作成について細かな注意点があります。

  • エッセイ本文の入力…他のアプリケーションで文章を書き上げてから、応募フォームの本文欄に貼付することを推奨
  • 小見出し…本文と区別するために​[ ​]で囲うこと
  • 本文中の引用…引用する言葉や考えをダブルクオーテーションマークで囲み、その著者および著作物情報も併記

応募作品のなかから、大賞が1〜3編、優秀賞が5〜10編、入選が10〜20編が選出されます。受賞すると賞状や記念品が授与されます。

各賞の入賞者数が固定されていないことから、主催者は一定の基準に基づく評価(絶対評価)を重視していると解釈できるでしょう。

応募方法

応募時は、公式サイトの応募専用フォームに、応募者情報、エッセイおよびその関連資料、アンケートに対する回答をすべて入力/アップロードしてオンライン提出します。

応募フォームには、本文に加えて画像ファイルを5点までアップロードすることが可能です。

たとえば、ウェブサイトや書籍から引用した他の芸術家の作品、応募者自身の作品などを図版として提出することができます。アップロードした各画像については、キャプション欄にタイトル、説明、出典を併せて記入してください。

さらに、文献一覧には、引用した資料や参考資料(書籍・雑誌・ウェブサイト)の出典をもれなく記入します。

文献の細かな記載ルールは、応募案内をしっかり確認しましょう。

応募フォームの送信完了後は、控えとして提出内容のPDFファイルをダウンロードできるようになるそうです。

日本国内の学校からまとめて応募する場合は、CD-Rなどのディスクやオンラインストレージで提出することも可能ですが、いずれも締切日必着で、個別に事務局に問い合わせが必要です。

応募締切は9月30日(月)なので、夏休みをじっくりとアートと向き合うチャンスにしてみては。

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