小学生から高校生を対象としたエッセイコンテストは、多数開催されています
2024年の夏休みは、関心や希望進路に近いコンテストに挑戦してみよう!
高校生英語エッセイコンテスト | 英語での表現を競い合おう
「一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会」(東京・千代田区)は、英語を使って自分の考えを表現する「IIBC高校生英語エッセイコンテスト2024」に参加する高校生を、2024年9月10日(火)まで募集しています。
「IIBC高校生英語エッセイコンテスト」は、高校生が異なる文化を持つ人々と関わり合う大切さを見つめ、考える機会を持つこと、自分が考えたことを英語でしっかりと表現する能力を養う場としてIIBCが提供するもの。
文部科学省や米国大使館が後援する、社会的信用度のあるエッセイコンテストです。
2009年度から始まったこのコンテストは、今年度で16回目となります。
2023年度のコンテストには、個人部門に153校・230作品、団体部門に43校・2443作品もの応募がありました。
英語によるエッセイが審査対象となるため、海外大学進学を目指す高校生にとっても挑戦しがいのあるコンテストになるのではないでしょうか
2024年度IIBC高校生英語エッセイコンテスト
主催 | 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC) |
対象 | 日本に所在する国公私立高校、高等専門学校(1~3年)、中等教育学校(4~6年)に在学し、英語が母語でない生徒(在外教育施設による応募を認める場合もあり |
応募作品 | 英語エッセイ(500語~700語) |
応募締切 | 2024年9月10日(火)15時 |
高校生英語エッセイコンテスト | エッセイの書き方
エッセイには、テーマが設定されています。
2024年度のテーマ
2024年度のエッセイテーマは、「つながる心、広がる世界~コミュニケーションを通じた響きあい~」です。
価値観やバックグラウンドが異なる人と共に行動し言葉を交わす中で、お互いに触発される「響きあい」の経験を振り返り、そうした交流から得た気付きや変化を明瞭かつ論理的な英文で表現するよう求められています。
エッセイを書き上げる際には、以下のようなポイントを踏まえる必要があります。
- トピックは国内外の枠にとらわれることなく、身近な出来事でも可
- 出会いを通じて自分に起こった変化だけでなく、相手側に生じたであろう変化も含めて表現すること
エッセイ作成における注意点
自作未発表のものに限ります。また、翻訳ツール、Chat GPTなどのAIチャットサービスの使用は禁止。
タイトル・カンマ・ピリオドは語数に入れません。エッセイは、手書きではなくWordファイルで作成したもの。
IIBCのサイトに「エッセイの書き方」が掲載されているので、参考にしてみるといいでしょう。
高校生英語エッセイコンテスト | 応募の流れと入賞作品
個人部門・団体部門と表記されているため、初見は紛らわしいですが、本コンテストは学校単位の応募のみを受け付けています。
よって、公式サイトの応募フォームには、両部門ともに学校の指導教員が必要事項を記入し、応募者分の作品をまとめてアップロードして送信します。
各部門に応募できる作品数
個人表彰の対象となる個人部門には、1校当たり3作品まで応募が可能です。よって、本コンテストへの応募希望者が多数の場合は、実質的に校内で作品の選考が行われることになります。
一方、団体部門には、1校当たり20作品以上から応募が認められ、団体部門に応募した全ての学校にもれなく奨励賞が贈られます。
なお、同じ生徒が個人部門と団体部門の両方に作品を応募することはできません。
入賞作品について
IIBC高校生英語エッセイコンテスト事務局による一次審査と、最終審査員による選考を経てコンテストの受賞作品が決定。審査時は、内容・構成・表現力・文法/語彙などを総合的に評価するそうです。
入賞者および入賞作品は、2024年10月下旬以降に公式サイトにて発表されます。受賞者本人と指導教員は(合計3名まで)表彰式に招待されます。
本選
個人部門各賞
- 最優秀賞 1名
- 優秀賞 1名
- 優良賞…1名
- 特別賞…5名
- 日米協会会長賞(同協会会長が選定)…3名
- アルムナイ特別賞(過去の受賞者が選定)…1名
個人部門では、受賞者全員に表彰状とトロフィー(日米協会会長賞はメダル)を贈呈。さらに、最優秀賞、優秀賞、優良賞の受賞者には副賞としてノートPCが贈られます。
個人部門の受賞者とその指導教員、および団体部門の奨励賞受賞校には、国際標準規格を満たしたオープンバッジ(デジタル証明書)を贈呈。
両部門に応募されたすべての作品には、英語ライティングのネイティブ講師によるコメントをつけてフィードバックがあるそうです(11月下旬以降)。